先日、久しぶりに賃貸関係のセミナーに出席してきました。
社会は常に変化していくので、新しい情報に接する重要性を
認識した次第です。
今回のセミナーで気になった点を以下上げます。
1.空家が増えていると言われているが、滅失数(=解体・撤去)も多い。
⇒この10年で平均36万戸/年の貸家が滅失している。
2.民法の大改正に伴い、現状の「連帯保証人」の機能を適用できなくなる。
3.同じく民法関連で、遺産分割に対し配偶者優遇の方向で検討が進んでいる。
⇒①婚姻期間が20年以上の場合、配偶者が生前贈与や遺言で譲り受けた
住居は、原則として遺産分割の計算対象とみなさない。
⇒②配偶者の法定相続分を現行の2分の1から3分の2に引き上げる。
*高齢の配偶者の生活基盤確保が目的
4.人口減少により街の集約化が進む(コンパクトシテイ)。
セミナー会場の様子 |
法律の改正は何年も前に議論が行われているので、その情報は早めに収集可能
ですよね。その情報はセミナー等で得られるので今後もこういう機会は大事にして
いきたいと思います。