今年も12月に入り、平成28年も残りわずかですね。
先日、大阪市保健局主催の「飲料水の衛生管理講習会」
に出席しました。
これは毎年行っている講習会ですが、ビルやマンションの
所有者や管理会社向けに貯水槽等の給水設備に対する
衛生管理のあり方を説明する内容のものです。
講習会で配られた資料の表紙 |
講習を受けた証明としてのステッカー |
まず貯水槽とは受水槽と高置水槽を指します。
多くのマンションやビルにはこの貯水槽があり、受水槽のみ
の場合と受水槽と高置水槽の両方が設置されている場合が
あります。
受水槽は市の水道管から建物内に一旦貯めておく水槽を指し、
ここから水圧をかけて各部屋の水道管に直接水を送り込む場合
と受水槽から屋上にある高置水槽に送り込んでから各部屋に
水を送り込む場合の2方式があります(受水槽から直接各部屋に
水を送る場合は高置水槽は不要なわけですね)。
この講習では、この貯水槽の定期清掃と水槽本体の維持管理
(フタがちゃんとしまっているか、水槽に亀裂がないか等)が重要
なことを中心に説明がありました。
あと望ましいこととして水質検査を行うことが上げられます。
貯水槽の容量によって、上記の管理項目が義務づけられます
(=有効容量が10㎥以上の場合)が、当社の保有建物は
すべて貯水槽が10㎥未満なので行う義務はありません。
しかし当社として、毎年必ず貯水槽の定期清掃と3年に1回の水質検査
を実施してます。
毎日当たり前のように水を使ってますが、水に関わる衛生管理は今後とも
しっかり行っていきたいと考えてます。
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