2月末 当社が区分所有している「サウスパレス芦屋」の理事会に
出席してきました。実は、昨年5月開催の管理組合の定期総会より、
当社が役員の1人に選任されて、約2ヵ月に1回の理事会に出席
しています。
サウスパレス芦屋 正面玄関 |
区分所有マンションには、1棟所有の賃貸マンションと相違点や
共通点がありますが、マンションごとに特徴や雰囲気の違いが
あって色々勉強になります。
区分所有は特定の部屋を所有しているだけなので、共用部や建物全体の
維持管理は「管理組合」が責任をもって行わないといけません。
賃貸マンションとの大きな違いはこの「管理組合」の存在です。
区分所有者全員から組合の代表者(理事長)や役員(理事)を選任し
任期期間中に発生するさまざまな問題に対処していくわけですが、
費用のかかる大きな問題ほど管理組合として、区分所有者にきちんと
説明し、合意を得た上で対策、工事等 実行していく必要があります。
非常に手間がかかる手続きを経て問題を解決していく点が、1棟所有の
賃貸マンションとの相違点です。
1棟所有の賃貸マンションとの共通点は「建物・設備の維持管理」です。
外壁補修、貯水槽の清掃、エレベータの点検、共用部のさまざまな修繕等
専有部以外の建物・設備の維持管理に必要な内容はほとんど同じです。
当社としては、業者、工事内容やその見積がどうなっているかが、他の物件
の場合と比較できるので何かと勉強になります。
一般的には管理組合は、管理会社と契約して日常業務を委託し、理事会や
定期総会にも管理会社を関与させることが多いのですが、管理会社なしで
自主管理で運営しているマンションもあります。
又、定期総会で活発な意見・質問が交わされるところもあれば、ほとんど意見
も出ずに簡単に総会が終わるところもあり、マンションによってさまざまなのも
面白いところです。
今回の「サウスパレス芦屋」については、区分所有者に意識の高い方が多く、
総会では活発な質疑応答が展開されます。又、現理事長や管理会社の担当者
が非常に熱心な方なので理事会に参加すると大変刺激を受けます。
こういう活動も結局、当社の管理物件の運営にも活かせるので、可能な限り
区分所有マンションの仕事にも関わっていきたいと考えてます。
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